社員を知る02

私は入社以来、一貫して土木部の業務に従事しています。ひとつの工事につき約1年と長期間携わることもあり、竣工後の達成感はひとしおですね。かつて高速道路を建設した際は開通後に私も利用してみましたが、自分たちが手掛けた道を通るというのは、何物にも代えがたい喜びであり魅力です。
この仕事は人と接する機会が多いので、段取りをつける力やコミュニケーション力が自然と鍛えられます。リーダーシップも養われ、人間的に一回りも二回りも成長できる環境だと思います。

とにかく、ミスをなくすことが一番ですね。たったひとつの失敗が手戻りを招き、余計なコストの負担や職人さんの士気低下につながってしまうこともあるからです。入社当時の私は知識も経験も不足していたので、ミスに気を配る余裕はありませんでした。
入社4年目に現場監督を一人で務めた時にその大切さを改めて実感し、それ以降はミスが起こらないよう常にアンテナを張っています。また、職人さんとの関係性にも気を付けています。元請・下請けの関係上、年下の私が指示を出す場面が多くありますが、対話をしているのはあくまで“人と人”です。現場の先輩としてリスペクトの気持ちは常にもって接しています。

引き続き知識や技術力を高めて、周囲から信頼されるような技術者を目指したいですね。
私の好きな「道路工事」は、山登りに通じるものがあります。地道にコツコツ努力を積み重ねて、登頂後には素晴らしい景色を眺められる。あるいは、ひとつの目標に向かって大人数で一致団結する光景は、学校の文化祭や体育祭に似ているかもしれません。
私は良くも悪くも何事も真面目に考えてしまう性格なので、あまり一人で抱え込まず、適度に責任感を持って協力会社の皆さんと共に現場を完成させていきたいです。

実家が土木関連の会社ということもあり、昔から跡取りとしての手ほどきを受けていました。そのため小さい頃から、建築関係以外の仕事に就く自分の姿を想像したことがなかったですね。
高校を卒業後は土木工学科のある大学に進み、その後に千葉県内でトップクラスの規模を誇る建設会社である古谷建設に就職しました。すぐに家業を継がなかったのは、“外”で経験を積まないと自分の成長につながらないと考えたからです。今はとにかく古谷建設でたくさんのノウハウを養い、一日でも早く一人前になりたいです。

正直なところ、大学で就職活動をするまで古谷建設のことをよく知らなかったので、入社前後でのギャップなどはないんです。
入社する前は「千葉県でトップクラスの建設会社」くらいの認識で、面接等は非常にスムーズに進んだと記憶しています。面接では希望部署に関する質問もありましたが、私は大学で土木工学科に通っていたこともあり迷わず土木部を志望し、希望通りの配属をして頂きました。
土木関係の仕事は休みが取りにくいイメージがあるかもしれませんが、弊社の土木部は繁忙期を除けば基本的に土日休みで、現場完工後に1週間程度の長期休暇を取ったり、有休も取得しやすい環境です。

まだ1級土木施工管理技士の資格を持っていないので、まずはその取得が目標ですね。
ゆくゆくは一人前の現場監督として高速道路などの大きな工事を担当し、千葉で暮らす方々の生活を豊かにしていきたいです。
古谷建設は県内でも有数の規模を誇るため様々な工事に携わることができ、最先端のICT機器を使った施工も珍しくありません。私は新しい技術や機械に触れたいと思っていたので、今の環境はとても充実しています。
これからも土木に関する技術を蓄積しつつ、千葉県内や近郊のインフラ整備に貢献したいです。